イモビライザーは絶対安全ではない
セルシオにはイモビライザーがついている場合が多いのですが、残念ながら「イモビライザーがあるから、絶対に盗難に遭わない」という時代ではなくなっています。
セルシオの生産自体は終了となっているため、イモビライザーが旧型になっているセルシオは、窃盗団などにとっては狙い目の車種となってしまっているのです。
さらに「イモビカッター」という、イモビライザーを解除する装置まで、インターネット上で売られているようです。
他の車種も含めて、イモビライザーを装備していながら、盗難に遭ってしまうというケースは、盗難全体の割合からみると増えているのだといいます。
また、イモビライザー装備車への保険金不払いの問題も起こっているそうです。
「イモビライザー割引」がありますので、支払うべき保険料を抑えられるというメリットがあるのですが、盗難に遭ってしまった場合に「装備車ならば、簡単に盗難に遭わないはずだから、運転者の過失だ」として、保険金を払ってもらえない、というケースもあると聞きます。